bt365体育在线_365体育投注-官网直播の史学科の特徴は、最初に日本史も世界史も幅広く学び、
それから自分が専門とする関心分野を見つけていくことができる点にあります。
まず1年生では、日本史研究入門、アジア史研究入門、西洋史研究入門を履修します。
今回は、アジア史研究入門の授業を紹介しましょう。
担当は、前期は高津純也先生、後期は辻明日香先生です。
高津先生の専門は中国古代史で、授業では東アジア史をさまざまな角度から分析していき、
その「学び方」についても示してくれます。
辻明日香先生はエジプト?西アジア史が専門で、授業では西アジアの環境と、
西アジアの古代文明の歴史と特徴を学修していきます。
今年のアジア史研究入門では、つぎのようなテーマを扱っています。
<前期> 東アジア史
?「東アジア世界」とは
?何を研究テーマとするか
事例1:食文化
事例2:都市の構造
事例3:漢字文化
?歴史研究の進め方-「史料」と「先行研究」-
?東アジア史のトピック
(1)皇帝支配と冊封体制
(2)中華帝国と朝鮮?日本の出会い
(3)競合する朝鮮?日本の諸国と中華帝国
(4)明清帝国と東アジア海域世界
<後期> 西アジア史
?西アジアと地中海の地理と環境
?メソポタミア文明
(1):粘土と麦の世界
(2):『ギルガメシュ叙事詩』の世界
(3):メソポタミアの統一と『ハンムラビ法典』
?古代エジプト文明
(1):ピラミッドとファラオの王権
(2):『死者の書』と来世観
?古代帝国の時代
(1):前二千年紀後半の西アジアと新技術の普及
(2):アッシリアの興亡と古代イスラエル
(3):ユダヤ教の成立とペルシア帝国
?古代ギリシア文明
(1):ホメロスの世界
(2):ミケーネ時代から古典期ポリス社会へ
(3):古代ギリシアの文化 歴史叙述と悲劇
(4):古代ギリシアの政治文化と「知」
興味深い授業内容だと思いませんか?(思った方は、ぜひ授業で!)